2024.03.08

ビール好きにはたまらない!? オリオンビールのホテルで過ごす沖縄のんべえ旅【週末“非日常”TRIP】

お酒好きなら、沖縄好きなら、沖縄発の大手ビールメーカー「オリオンビール」はもちろんご存じですよね? では、このオリオンビールが手掛けるホテルが、沖縄県に2つもあるのは知っていたでしょうか? 今回メディアツアーで、ビール会社が手掛けるホテルならではの楽しみ方を体験してきました!

 

 

 

「オリオンホテル 那覇」で最高に美味しいオリオンビール体験!

1975年の開業以来、親しまれてきたホテルの名称を変更し、2023年11月20日にリニューアルオープンしたのがオリオンビールが手掛ける「オリオンホテル 那覇」。那覇の中心・国際通り沿いという好立地にあり、都会的なモダンなデザインのシティホテルへ生まれ変わりました。このホテル、なんといってもポイントは“最高に美味しいオリオンビールを飲める”こと!!

 

ホテル1Fに新設されたオールデイダイニング「THE ORION BEER DINING」には、名護にある工場から届くオリオンビールをサーブできるビアバーが併設。オリオンビールの定番人気種をいただけるのはもちろんのこと、「スイングカラン」という珍しい注ぎ口でつがれる、ここでしか味わえない「オリオン ザ・ドラフト」が目玉です。

 

昭和初期に主流だったというこのスイングカランは、通常の7mmの口径の注ぎ口よりも9mmと大きく、勢いよく注ぐことができます。二度注ぎを採用し、一度入れたビールに二度目のビールを当てることで、液体に圧力が加わり炭酸が抜け、爽快さが倍増するとのこと。いただいてみると、爽やかな喉越しのオリオンビールがさらにさっぱり! すっきりした美味しさでゴクゴク飲めてしまうんです。いつものビールよりも多く飲めるとか、ビールが苦手な人も飲めるとか……そんな声があがるのも納得。宿泊者は、ウェルカムサービスとしてビールを1杯いただけるので、その際にぜひ味わいたいスペシャルなビールです。

 

ほかにも、こちらのオリオンホテル 那覇限定で、4 種のクラフトビールがあるのも見逃せませ ん。小麦麦芽のまろやかな味わいが感じられる「ヴァイツェン」、トロピカルで爽やかな印象の 香りが楽しめる「ペールエール」、多良間島産の黒糖を使用したコーヒーのような芳醇さの「ス タウト」、アロマホップの華やかな香りとドライな後味で飲み疲れしない「IPA」。これらのクラ フトビールは、ぜひ食事とのペアリングで飲むのがおすすめ。宿泊者は、ウェルカムサービスとしてビールを 1 杯いただける、嬉しい心遣いもあります。

 

こちらのダイニングでビールに合わせていただけるのは、沖縄各地の旬の美味しさを生かした料理。島らっきょうや県産グリーンレモンを付け合わせたフレッシュオイスターや、県産牛・アグー・野菜のグリルなど。スタッフの方にお願いすれば、オイスターにはヴァイツェン、お肉のグリルにはペールエールなど、ペアリングをおすすめしてくれます。

 

スイーツには、コーヒーのようなチョコレートのような優しい味わいのスタウトがぴったりでした。

 

黒糖や県産はちみつを使ったビアカクテルのほか、ノンアルコールのモクテルも充実しているのでお酒が苦手な人も安心。居酒屋やレストランが多数あり誘惑が多い国際通り沿いのホテルではありますが、こちらのダイニングで心ゆくまでビールとお料理のペアリングを楽しむのもオツです。

 

ちなみに宿泊の際の朝食もこちらのダイニングでいただきます。オムレツやパンケーキなどメインプレートを選び、そのほかは自由にビュッフェから選ぶ、ハーフビュッフェスタイル。こちらも沖縄県産のエネルギーあふれる食材をつかったメニューが並び、ドリンクにも島の豆乳やハイビスカスティーなど、沖縄らしいものが並んでいます。

 

 

 

シンプルモダンなお部屋にもビールが待ってます!

全205室の客室のうち90室は、写真のようにシンプルモダンなデザインに生まれ変わった「オリオンモダンツイン」。オリオンビールがリニューアルさせたホテルとしてのポイントは、お部屋の冷蔵庫にもビールが冷えていること! オリオンビール、オリオンチューハイ、ミネラルウォーターがサービスで準備されているんです。これは嬉しい!

 

お部屋はほかに、既存の客室を生かした「クラシックツイン」、壁面のアートが可愛いファミリー向けの「オリオンファミリー」があります。スペシャルなお部屋は思い出に残りそう。

 

 

 

オフィシャルストアではレアなビールが勢揃い!

ホテルには、さまざまなオリオンビールや公式グッズが揃う「オリオンオフィシャルストア那覇」が! オリオンビールでは初の公式ショップだそうで、人気のTシャツはかなりの種類が揃っています。

 

またオリオンビールの品揃えも間違いなし! 名護の醸造家が素材にこだってつくったレアなクラフトビール「75BEER(なごビール)」もこのとおり。つい、おみやげに各種購入してしまいました。

 

ほかにも、器などの沖縄のものづくりにこだわった雑貨、調味料などの食品も扱っており、ホテルに滞在している間にお土産探しはすんでしまうかも!

 

・オリオンホテル 那覇

住所:沖縄県那覇市安里1−2−21

HP:https://orionhotel.co.jp/naha/

 

 

 

「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ」は全室オーシャンフロント!

オリオンビールが手掛けるもうひとつのホテルは、沖縄県北部の本部町にある「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ」。「快水浴場百選」にも選ばれている、エメラルドビーチの眼前に位置しており、全238室の客室はすべてオーシャンフロント! 抜群のロケーションで、沖縄の自然をたっぷり満喫できるホテルです。

 

こちらのホテルもウェルカムドリンクでビールが1杯いただけます。ビール片手にバルコニーに出れば、最高に気持ちの良いチルタイムに。ほかにもシークヮーサージュースやさんぴん茶も選べるので、お酒が苦手な方もご安心を。

 

 

 

デラックスルーム級の広いお部屋でゆったり過ごせる

ツインのお部屋でも50㎡あり、ほかのホテルではデラックスルームと呼べるような広さ。白を貴重にしたナチュラルな印象のお部屋は、ゆったり大きなソファが嬉しい。全室バルコニーがついており、穏やかなエメラルドビーチを終始眺めることができます。

 

ビーチの目の前に建っており、何も遮るものがないので、夕陽も部屋からご覧の通りの迫力で眺めることができます。都会の喧騒から離れ、時間がゆっくり過ぎるのを感じられます。

 

 

オリオンホテル 那覇同様に、こちらにも壁画アートのあるファミリールームが。子どもが転がり落ちにくい大きなベッドにもイルカがいたり、可愛いお部屋にテンションがあがります。また現在クラブウイング等は改装をしており、2名定員の客室から3〜4名定員に生まれ変わる予定で、ファミリーでの利用はもっと使いやすくなること間違いなし。

 

 

 

ビーチを眺めながらの温泉は癒やし度満点!

リゾートホテルでありながら、温泉があるのも嬉しいんです。ジュラ紀温泉「美ら海の湯」は、ガラス張りでビーチが眺められる内湯、半露天のお風呂にさらにサウナまで。朝は6時〜、夜は23時まで利用できるので、朝、昼、夜と、さまざまな時間帯の海の景色を温泉に浸かりながら感じてみては。

 

 

 

夕食はオリオンビールとともに、沖縄料理をビュッフェで味わう

気になる夕食は、オープンキッチンレストラン「シリウス」でビュッフェ形式のお料理をいただきました。和洋中に加え、沖縄料理もいただけます。こちらのホテルを団体で利用される場合は、地産地消の特別メニューをオーダーするのがおすすめ。

 

特別メニューの写真左「琉大ミーバイのオリーブオイル焼き プッタネスカソース」は、琉球大学が中心となってサステナブルな技術で研究を進めている、オリオンビールの麦芽糀で育った沖縄県産の高級魚・ミーバイをつかったもの。淡白だけどプリプリな白身が美味しい! 写真右は「もとぶ牛フィレ肉のソテー ハーブバター」。沖縄のブランド黒毛和牛の柔らかい肉に合わせたハーブも県産のもの。たっぷりと沖縄食材の魅力を味わうことができます。※どちらも希有な食材のため、団体でご利用時に特別メニューを希望する場合はホテルへ要問合せを(要事前予約制)。

 

朝食のビュッフェでも、和洋中のメニューのほか、ジーマミー豆腐やゴーヤチャンプルーなど、沖縄料理が多数。朝から沖縄の食の恵みを感じることができました。

 

 

 

沖縄北部観光の拠点としても最適なホテル

ホテル オリオン モトブ リゾート&スパは、沖縄北部の観光スポットに近いところも高ポイント。とくに大人気の「沖縄美ら海水族館」は、なんとホテルと隣接。ビーチに沿ってプラプラ散歩をしていれば、10分もかからずに沖縄美ら海水族館の公園エリアに到着します。

 

そして、撮影のロケ地にもよく使われる「備瀬のフクギ並木」もホテルから徒歩圏内。防風林の役目を果たすフクギの木が海岸沿いに並んだエリアで、濃い緑の葉がつくりだす空間はすがすがしく、朝の散歩にぴったり。ちなみにフクギは漢字で「福木」と書くそうで、幸福を招く木であるとか。パワースポットとも呼ばれている、沖縄北部の観光ではぜひ訪れたい場所です。

 

沖縄の自然の美しさや力強さ、そして文化や歴史をめいっぱい感じられるホテルなんです。

 

・ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ

住所:沖縄県国頭郡本部町備瀬148-1

HP:https://www.okinawaresort-orion.com/

 

 

 

オリオンのホテルに泊まったら、ぜひ工場見学も体験しよう!

2つのホテルを手掛けるオリオンビールの工場は、ホテル オリオン モトブ リゾート&スパに向かう際に通る名護市にあります。工場には「オリオン ハッピーパーク」として、製造工程の見学ができる施設が併設。ホテルでオリオンビールをたっぷり味わって、その魅力に虜になったら、ぜひ製造工程を見学してオリオンビールへの理解をさらに深めて!

オリオンビールは国内はもちろん、海外にも展開していますが、つくっているのは沖縄県名護市のこの工場のみ。工程最初の大きな仕込釜のある部屋の室温は、見学時の冬の時期でも30℃半ば。夏場は50℃近くまで上がることもあるそう。

ビールを缶やびんにつめ、ケースにつめるびんラインの部屋は海をイメージしてつくられているそう。床は海のブルー、可愛いピンク色の機会はサンゴ礁のイメージだとか。

 

約40分の製造工程見学でオリオンビールのこだわりを学んだところで、お待ちかねの試飲タイム! 20分間でお好みのビールを2杯いただけます。知識を深めたあとでのビールは、美味しさもまたひとしお。その場で2杯いただいてもいいのですが、缶ビールでお持ち帰りすることも可能ということで、2杯目に春限定のレアな「オリオン いちばん桜」をいただきました。

春限定と言いつつ、沖縄の桜が咲く時期なので年末年始から発売し、2月頃には終了。沖縄県産の寒緋桜の花びらを使用した季節限定のビールは、ほんのり赤い色で華やかな香り、コクのある味わいでした。

 

・オリオンハッピーパーク

住所:沖縄県名護市東江2−2−1

HP:https://www.orionbeer.co.jp/happypark/

 

 

ビール好きならぜひ体験したい、オリオンビールが手掛けるホテルならではの楽しみ方。モトブのリゾートステイ、名護の工場見学、那覇のシティステイをひとつのツアーとすれば、もっと楽しい。また、ホテル オリオン モトブ リゾート&スパは、4月11日にリニューアル完成予定。スイートの客室で構成されたクラブウイング棟や、グレードアップしたインフィニティプール、オリオンホテル 那覇のレストランの姉妹店がオープンするなど、さらに魅力アップの予定。今年、ひと味違った沖縄の旅をぜひ体感してみてください。

 

 

 

◎協力/オリオンビール株式会社

 

店舗情報、商品情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります。

 

 

 

MAGAZINE

mina 2024年12・1月合併号

COVER STORY

 STORY of WEEKEND
HANDSOME JACKET 奈緒 秋の終わりから、メンズジャケットを羽織って。

  • ◆この秋冬は「ジャケット」さえあれば。
  • ◆カジュアル好きのふたりが着たい「週末テーラード」
gototop