古着屋や雑貨屋など雑多な店が混在し、カオスな雰囲気が漂う高円寺。居酒屋もクセのある濃ゆい店が多いこの街ではしご酒するならばと、高円寺をよく知る人物に密着しました。
1杯目はバル『トリツカレ男』でサクッと立ち飲み
昔、高円寺に住んでいて、いまでもよく飲みに来るというイラストレーター・itabamoeさんと恋人・ケイさんが1軒目に選んだのは、こじんまりとしたスペインバル『トリツカレ男』。本場のバル文化を再現した〝タパス〟と呼ばれる小皿料理をつまみに、サクッと飲める立ち飲みスタイルなので1軒目にはもってこい。店長・一瀬さんが趣味で集めたという本やレコードが目を引きます。
生ハム(400円)、鶏の煮込み(400円)、日替わりパン(1個200円)が看板メニュー。
〈店舗情報〉
トリツカレ男
Instagram @toritukareotoko
営 18:00〜24:00
休 不定休
チャージ なし
ビールを求めて2軒目は大衆居酒屋『大将本店』へ
少しお腹を満たしたところで「やっぱりビールも飲みたい」と高円寺のランドマーク的存在の『大将』へ。ビールケースを使った簡素なテーブルが並ぶ大衆居酒屋の雰囲気を楽しみつつ、外気を感じて飲むお酒は格別。創業当時から変わらない継ぎ足しダレの焼き鳥に舌鼓を打ちました。
店頭には焼き鳥が山積み! テイクアウトすることも可能。
パリパリのチーズ揚げ(500円)にさっぱりとしたゆず大根(390円)と、軽めのおつまみも充実しています。
〈店舗情報〉
大将本店
HP koenji-yakitori.com/
営 15:00〜24:00
休 水曜
お通し なし
アジアンな雰囲気が漂う創作料理店『二階麺肴酒店 黒黒黒(ミクロ)』で〆ラーメン
日が暮れてきたところで向かうのは、アジア風の創作料理と〆のラーメンが楽しめる『黒黒黒(ミクロ)』。雑多な店内に目を奪われつつも、スパイスがきいたつまみにお酒が進む進む……。撮影中、このお店の常連でふたりの友人も合流したり、まさにカオス(笑)。人も食も酒も、混沌としたカルチャーを感じながら飲み明かしたのでした。
さっぱりしたガリトマパクチー(500円)など、スパイスがきいた創作料理が自慢。この日は、煮干しで炊いたメンマが決め手のメンマソバ(750円)で〆。
〈店舗情報〉
二階麺肴酒店 黒黒黒(ミクロ)
Instagram @_96___96___96_
営 18:00〜
L.O.24:00、日祝17:00〜L.O.23:00
休 不定休
チャージ 100円 ※変更の場合あり
昼から飲めるのは週末の特権! せっかくなら今度の週末ははしご酒をしてみてはいかが?
◎撮影/兼下昌典
価格は税込で、店舗情報、商品情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります。