自分だけのこだわりを持ち、あるモノを偏愛する女子にクローズアップするこの企画。今回は、料理上手でお酒好きな桑原優季さんにインタビュー! 中でも特に好きだというワインに目覚めたきっかけや、好きな銘柄、料理とのペアリングのコツなどについて教えてもらいました。
ワインをきっかけに“おうちごはん”がより充実!
美容師の福間エリサさんは、コロナ禍を機に自炊をすることが増えた今、スパイスカレーにハマっている。月に2回ほど、休日にゆっくりカレー作りを楽しんでいるそう。
「人気店の多い下北沢に住んでいたということもあり、昔からカレーが好きでした。ふと『自分で作ってみたらどうなるかな?』と思い立って試してみたら、意外と簡単ですっかり夢中に。スパイスは、新大久保のイスラム横丁で一式揃えました。実は私、辛いものがあまり得意じゃなくて(笑)。レシピ通りに作ると辛く感じちゃうことが多いので、自分好みの味になるようアレンジして楽しんでいます。カルダモンやコリアンダーなど、爽やかな風味のスパイスが特に好きですね!」。
福間さんのお気に入りカレーの作り方
1.玉ねぎを炒めてベースを作る
今回は、いつも参考にしているというレシピ本に載っていた「和風ポークビンダルー」に初挑戦。まずは鍋に油とホールスパイス、ニンニクや青唐辛子を入れ、香りがするまで熱していく。玉ねぎを加えたら、途中で水を差して水分を飛ばしながら、焦げ茶色になるまで炒め続ける。
2.肝心のスパイスが登場
ホールトマト缶を入れて水分を飛ばしたら、パウダースパイスを入れ、全体がよく混ざるまで炒める。「ここまではどのカレーもだいたい同じ。基本となるタネを作るようなイメージです!」
3.肉と水を加えてグツグツ
前日に下準備しておいた豚肉を入れて、作ったカレーベースとよく絡めたら、水を加えてよく煮込む。「いい香りがしてきました! 予想以上に辛かったので、最後に味をちょっと調整します」
4.無事にできあがり!
福間さんの好物であるパクチーや、お手製のピクルスを添えて完成。「初めて挑戦するレシピでしたらが、上手にできました。ポークビンダルーはお酢を使うカレーなので、ほどよい酸味が爽やかでおいしいです!」
スパイスたっぷりのカレーで体も元気に!?
カレーの味はもちろん、鍋と向き合う時間も好きだという福間さん。自宅では音楽をかけたりお酒を飲んだりしながら、じっくり調理できるところもカレーの魅力。
「玉ねぎを炒めている時は無心になれるから、ストレス解消になっているかも。余ったカレーを冷凍しておけば仕事終わりにサッと食べられるのもうれしいですね。一から作るとできあがった時に達成感があるし、何より、スパイスのおかげで体がポカポカと元気になっている気がするんです。スパイスの世界はとても奥深いので、これからいろんなカレーを作って、もっと詳しくなりたいです!」。
-Profile-
福間エリサさん(31)@erisa_fukuma
静岡県出身。東京・表参道のヘアサロン「ZACC」でスタイリストとして働く。最近はアウトドアにもハマっていて、先日はキャンプに鍋とスパイスを持っていって友人たちにカレーを振る舞ったそう。
◎撮影/黒川ひろみ ◎取材&文/大場桃果