毎月、mina女子の“リアル”を探っているmina総研。今回は、特にmina世代で悩んでいる人も多い「おしごと事情」にフォーカスし、3回に分けてお届け。第1回は、mina女子のキャリア展望や年収など、実態や意識についての調査結果です。
mina女子の正社員率は全国統計より高め
Q.今の仕事の雇用形態は?
事務職やサービス業、医療関係に従事する人が多いmina女子。正規雇用で堅実に働く人が多いのが特徴的です。また、今回の調査対象の約8割が自立して暮らしていることも大きな要因と言えそう。生活も考え、安定した収入、職を選択しているのは必然かもしれません。
結婚・出産のタイミングで離職を考える人も
Q.何歳まで仕事を続けたい?
半数以上は定年あるいはその直前まで働きたい意思がある様子。一方で30代での離職を考える人が3割もいる背景には「子どもを産んで、育児のために一旦休みたい」(ちびさん)といった、結婚・出産を見据えた理由が。出産後はパート勤務などで無理なく、という声もありました。
結婚・出産後も働き続けたい人は8割超え
Q.結婚後も働き続けたい?
……Yes 93.5%/No 6.5%
Q.出産後も働き続けたい?
……Yes 81.5%/No 18.5%
全国統計による共働き率よりも、結婚後の共働き意欲が高い理由として「結婚しても自分で使う分は自分で稼ぎたい」(miさん)と共働きは“当然”と考えるmina女子が多数。一方で出産後については、産育休をとってから離職したい、出産後はパートくらいは、とフルタイムで働き続ける以外の選択肢も検討していました。
mina女子の平均月収は20.7万円
Q.現在の月収は?
ボーナスが年2回支給されているとすると、年収は300万円程度で、全国統計の平均に近い金額に。中には本職のみでこの金額を稼いでいるわけではなく「事務職をしつつ、もともと好きな接客をしたくてパン屋でもアルバイト」(まりちゅんさん)と副業で収入を補填する人もいました。
満足度は高めでも、給料や人間関係には不満あり
比較的、仕事への満足度が高いmina女子。特にやりがいの面で充実感を得られているようです。一方で不満に感じていることとしては「勤務時間や仕事内容に対する給料が低すぎ」(ひかるんさん)と、労働と対価が見合っていない点がもっとも多い声でした。
mina女子は意識もスキルアップ意欲も高い!
仕事に対して義務以上のやりがいを見い出し、積極的に働いていることが伺える結果が多かった今回の「仕事意識編」。次回は、まさに活動中のmina女子も多いであろう「転職編」をお届けします!お楽しみに。
◎イラスト/ユリコフ・カワヒロ ◎テキスト/mina編集部 米内菜月
※掲載されている情報は2020年7月時点のものです