ご飯の後のコーヒータイム。インスタントコーヒーではなく、自分でとっておきを淹れてみてはいかがでしょう。週末のリラックスタイムが、もっと充実する正しいコーヒーの淹れ方をカフェで教わってきました。ぜひ参考にしてみてください。
《Lesson1》まずは道具を揃えましょう
お店で使用しているおすすめのコーヒー道具を揃えれば、おいしいコーヒーに一歩近づく。それにありもので揃えるより、ずっとおいしいコーヒーが楽しめます。
①ドリップケトル:全体にお湯をまわしかけるときに使うステンレス製のドリップポット。注ぎ口は、10mm以下がベター。
②ウェーブドリッパー:コーヒーを淹れるときに用いるカップで、底に小さな穴が空いた器具。初心者は3つ穴タイプが◎
③コーヒーサーバー:ドリップしたコーヒーを受けるガラス製の器具。専用のサーバーがなければ、マグカップで代用可。
④タイマー付きスケール:抽出量と時間を同時に計測できる器具。タイマーとスケールを別々に用意するのでもOK。
⑤ティースプーン:コーヒースプーンよりもひとまわり大きいサイズが特徴。ドリッパーに合わせたサイズ選びがカギ。
《Lesson2》失敗しないコーヒーの淹れ方をマスター
いよいよ実際にコーヒーをハンドリップしていきます。ちょっとしたひと手間で、本格的な味わいに。
1.ドリッパーとサーバーを温める
コーヒーサーバーにカリタウェーブ155、155専用のウェーブフィルターをセット。フィルターにお湯を注ぎ、コーヒーサーバーを温めて、お湯は一度捨てる。
2.フィルターに粉を淹れて平らにならす
挽いたコーヒー(16g)をフィルターに入れ、平らにならす。コーヒー豆は、自分で挽いたものでもいいし、もともと挽いてあるものを購入してもOK。
3.ゆっくりとお湯を注ぐ
②をタイマー付きスケールにのせる。タイマーをスタートすると同時に、約30ccのお湯を注ぐ。ゆっくり丁寧に注ぐことがポイント。
4.全体を蒸らすためにかき混ぜる
コーヒーをティースプーンで3回ほど前後にかき混ぜる。ならす程度に軽くでOK。そのあと、タイマーが45秒になるまでしっかり蒸らす。
5.4〜5回に分けてお湯を注ぐ
お湯をコーヒーの中心から『の』の字を描くように注ぐ。その後は1分50秒かけて、真ん中に注ぎ続けて250ccで止める。注いだお湯がすべて落ちたら完成。
週末のコーヒータイムをもっと充実させて
この週末は、カフェ直伝のコーヒーの淹れ方にぜひ挑戦してみて。自分の淹れたおいしいコーヒーで最高のリラックスタイムを過ごしてみるのも素敵ですよ。
◎撮影/川原崎宣喜 ◎ヘア&メイク/福寿瑠美(PEACE MONKEY)◎モデル/高崎かなみ