外国人がおすすめする“まにあっく”なスポットを訪れて、東京の魅力を再発見する企画。今回は、渋谷フクラス1階にある観光案内所『shibuya-san』のスタッフ・マリさんが通う<アニメイト池袋本店>をご紹介。
いろんなエンタメが集中
アニメに浸かるならここです
外国人の間でオタク界の聖地といえばブクロ。アニメやコミックの専門店が軒を連ねる乙女ロードにはコスプレヤーが集っている。
そんな池袋にあるアニメイトが、開店から40周年を迎え昨年3月にリニューアル。売り場面積を拡大したことで、世界最大級の品揃えに。
買い物はもちろんのこと、シアターや展示スペース、カフェをオープンし、アニメ文化を五感を使って楽しめる施設に進化。日本が誇るアニメ文化に、また新しい風が吹く!
アニメイト池袋本店
おすすめしてくれたのは…
イタリア出身
shibuya-sanスタッフ・マリさん
Q.日本に来たきっかけは?
もともとは語学の勉強のためにやってきました。大学の交換留学で、日本語の勉強をしに来たんです。そのあと大学院に進学して、英語でグローバルスタディーズを専攻。そのままずっと日本で過ごしています。
Q.週末はどんなことをしていますか?
夜は渋谷や新宿の歌舞伎町で遊んで、だいたい朝までいます! まず居酒屋さんに行ってご飯を食べて、コンビニでお酒を買って外飲み、それからクラブに行くというコースが多いですね。一番よく行くのは、歌舞伎町の「Decabar」というクラブバー。サブカルチャーが好きがたくさんいて、スタッフの方も感じが良いし、誰でもウェルカムなので、みんなが友達になれるところです。
Q.マリさんが思う、東京のいいところって?
イタリアにもナイトクラブやパブはありますが、東京の方が、夜の楽しみ方のバリエーションが多いなと思います。居酒屋さんとか、カラオケとか、スナックとか……。お金がないときは外でも飲むこともできるし(笑)。ローマにも飲んでもOKな広場とかもあるんですけど、治安があまり良くないから危ないんです。東京の方がずっと安全だから、自由に楽しめるところが好きですね。
Q.アニメやコスプレが好きで、特殊メイクの資格まで持っているとか! アニメに関することで、おすすめのスポットはありますか?
アニメグッズやコスプレ用品が売っている場所としては、池袋が一番ですね。特に『アニメイト』は品揃えがすごい。本店と別の場所には、コスプレ用品を集めたコスプレ館っていうのもあります。私は自分でコスプレ衣装をつくっているので、他にも乙女ロード周辺や『アシストウイッグ』で、よく材料を買っています。
Q.今後、マリさんがやりたいことは?
自作の衣装を着ていろんなコスプレイベントに参加しているのですが、今後もそれを続けたいです。実は先週も行ってきて、今週はジャンプフェスタに行く予定です!
-Profile-
マリさん
Instagram:@macchanz
イタリア出身。渋谷フクラス1階の観光案内所「shibuya-san」のスタッフ。一番好きなアニメは『HUNTER×HUNTER』。
-information-
shibuya-san(シブヤサン)
Instagram:@shibuyasan_
日本人が知らない日本を
教えてもらえる観光案内所
今回の取材にも協力してくれた、渋谷フクラス1階の観光案内所ではたらくスタッフのみなさん。日本在住の観光のプロたちが、ネットでは知りえない奥深い渋谷の今を案内してくれます。昼は観光案内がメイン、夜はお酒が飲めるバーに変身し、世界の人と地元の人とが交流する場に。もちろん日本人の訪問も大歓迎!
〈STAFF〉
◎撮影/杉山巧剛
mina2024年4月号より
店舗情報、商品情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります。