オフィスを舞台に6人の男女が、焦れったくもほろ甘い“大人のピュア恋”ストーリーを繰り広げる大人気コミック『私たちが恋する理由』が待望の初映像化! ヒロインを演じる久間田琳加さんに作品についてインタビュー。またオフの過ごし方も伺いました。
−−作品の見どころを教えてください。
10月12日スタートのドラマ『私たちが恋する理由』に出演します。本作はオフィスで繰り広げられる〝大人のピュア恋〞がテーマで、これまでそういう作品に出演することはなかったので、お話を聞いたときはワクワクしました。もともと少女漫画が大好きで、オフィスラブの話もけっこうあり、憧れシチュエーションというか(笑)。同じ社内だからこそ、相手のことがよくも悪くも全部目に入る。そこでやきもちを焼いてしまったり、自分だけに見せてくれる顔にドキドキしたり……。そういうシーンを撮影するのは楽しみです。
私が演じる森田 葵は入社3年目の女性で、100%期待に応えたいと何事も一直線に突き進む頑張り屋さん。私も全部のことを100%で突っ走ってしまい、休みになってはじめて「私、疲れていたんだ」と気づくほうなので、そういう部分は似ているのかなと思います。葵が好きになる黒澤さんは口数が少なく、表情の硬い上司で、最初は少し苦手だったけど、葵の前で見せる優しさに触れ、ギャップを知っていくうちにどんどん惹かれていく。その気持ちの揺れ動きがリアルだなと思って。視聴者のみなさんにも葵に感情移入してもらえるようにつくり上げていけたらいいなと思っています。
黒澤役の菊池風磨さんとは初共演ですが、バラエティ番組で拝見していたとおりの方で。気遣って声をかけてくださったりと先輩感があり、黒澤さんの役と重なるなと思いました。ドラマを観たら、菊池さんが演じる黒澤さんにキュンキュンすると思いますし、次の日、会社の上司を見る目が変わるんじゃないかなと。気難しい上司にも〝実はこんな面があるんだ〞と思えるきっかけになるかも(笑)。たくさんの方に楽しんでいただけたら嬉しいです。
−−気になる久間田さんの“オフ”について。オフはどのように過ごされていますか。
今年から野球にはまりはじめ、球場に足を運んで野球観戦。テレビで観るのとは違い、迫力や臨場感がすごいですよね。一度あの〝熱〞を感じてしまったら、みんな好きになるなと思いました。試合を観ながら飲むビールは最高ですし(笑)、私が観に行く明治神宮野球場で販売されている〝さつまいもチップス〞も美味しくて、お気に入り。ヘルメット型のプラスチック容器に入っていて、見た目も可愛いんですが、容器が増えていくのがちょっと困りもので(笑)。ディズニーランドのポップコーンケースみたいに、持参したら入れてもらえるシステムだったらいいのになーって。次は容器を持参して挑戦してみようかな。
球場では観客のみなさん、ユニフォームを着て応援しているので、私も気になっているのですが、まだ完全に〝推し球団〞が決まっていなくて。決まったら、私もユニフォームを着て応援したいなと思っています。
家で過ごす時間も好きで、雑誌や少女漫画を読んだり、メイクが好きなので、いろいろと試して楽しんでいます。ひとつのメイクを完成させるというよりは試し塗りをしていることが多く、お風呂に入るころには顔がぐちゃぐちゃ(笑)。モデルのお仕事をしていると、新商品の情報も入ってくるので、すぐに欲しくなっちゃって。コスメを買うのがストレス発散にもなっています。
俳優業のときはわりと薄めのメイクが多いので、その反動なのか、プライベートではしっかりメイクでお出かけします。こだわりは目元で、アイシャドウやアイライナー、マスカラを使い、アイメイクを楽しんでいます。秋メイクと聞くと、こっくりとした深色をイメージしますが、今年はアイシーな色も多い印象。ブルー系や肌馴染みのいいグリーンも目にするので、この秋はそういう色味も試してみたいです。
PROFILE
くまだ·りんか●2001年2月23日生まれ、東京都出身。ノンノ専属モデル、俳優として活躍。出演作にドラマ『ブラザー·トラップ』、映画『おとななじみ』、『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』など。公開中の映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』にも出演。
MOVIE
オシドラサタデー『私たちが恋する理由』
全員両想いなのにすれ違い続ける6人の男女。一見冷たい寡黙な上司×一途な高身長女子、真面目ピュア後輩×姉御肌バリキャリ女子、心優しきガッシリ男子×小柄妄想女子。オフィスで生まれた3組の甘くじれったいラブストーリー。
10月12日スタート
毎週土曜よる11時~テレビ朝日系にて放送
出演:菊池風磨、久間田琳加、七五三掛龍也、齊藤なぎさ、佳久 創、山崎紘菜 ほか
◎Photo / Otsuki Kazuhiro ◎Styling / Toriyama Etsuyo(One8tokyo) ◎Hair & Make-up / Mien ◎Text / Sekikawa Naoko
2024年mina11月号より
記事に掲載されている情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります。