mina読者が今抱える肌悩みに美容のプロたちが丁寧にアドバイス。今号は迷いがちな「睡眠の質」についてフォーカス。プロのヒントを参考にし、自分の肌ケアの正解を見つけて。
〈お悩み〉
睡眠の質がいいって結局どういうこと?( Ryooooka22さん)
〈Answer〉
睡眠の質がいい= ぐっすり眠れること。 睡眠環境にこだわって(ヒラノマリ先生)
睡眠環境を整え、よい睡眠をとると、集中力や判断力の向上や、“若返りホルモン”と呼ばれる成長ホルモンの分泌を促し、アンチエイジング効果も期待できます。心身の健康だけでなく、人生の質も高めるカギ!
CHECK 1:睡眠の質が悪いときのサインは?
✓夜中や朝方に何度も目が覚める
✓朝起きたとき身体が重い
✓疲労が抜けていない感じがある
✓日中に眠気に襲われる
✓午前の仕事中、脳が働いていない感じがする
CHECK 2:睡眠時間を 7 時間確保!
睡眠時間はある程度ないと、質も担保できません。6時間未満は健康へのリスクが大きいという研究報告もありますし、体質などによって異なりますが、まずは7時間睡眠の確保を。いきなり1時間増やす! ではなく、まずは15分程度、睡眠時間を増やすようにするとハードルが下がります。
CHECK 3:良質な睡眠を促す方法は……
質のよい睡眠には身体の内側(自律神経や体内時計、深部体温)と身体の外側からのアプローチ(寝具や光、寝室の温度・湿度など)が必要で、片方だけ整えても叶いません。
アクション1➡睡眠環境を見える化
アスリートの方にもおすすめしているのですが、理想の睡眠を維持するために、温度と湿度の快適さを意識。冬の理想的な室温16〜19℃と湿度50%を保てるように、温湿度計を見ながら暖房や加湿器の使用を。
アクション2➡暖房を効率的に使用
真冬は部屋の冷たい空気が呼吸を介して身体に入ってきます。すると深部体温が上がりきらず、中途覚醒や目覚めの悪さの原因にもなります。就寝前後・起床前の30分は暖房をつけて、部屋を暖かくしましょう。
アクション3➡心地いい寝具にシフト
寒いからといって布団をかけすぎると寝返りがしづらくなり、睡眠の質の低下にも繋がります。寒い季節の掛け布団は、血流を妨げない“軽さ”と隙間風を防ぐ“ドレープ性”、寝冷えを防ぐ“通気性”に注目して選びましょう。枕は自分好みで選ぶと失敗しがち。マットレスとの相性を考えて、高さまできちんとこだわるのが正解です。
「自宅のマットレスと自分の体型に合わせて、細かく高さ調整をすることができるのが◎」。100万人のデータから生まれたカスタマイズ枕。特殊生地を採用し、熱やムレが内部にこもりにくく快適。
新みんまく プレミアム (ソフト)13,200円/タナカふとんサービス
「布団表面の生地の特殊なキルト加工によって、寝返りしてもズレにくいドレープ性が優秀」。羽毛布団に匹敵する保温性を叶えているうえ、身体をふわっと包み込むよう。
自宅で洗えるのも嬉しい。ミクロガード2枚合わせ掛け布団 S40,000円/テイジン
「温泉ミネラル成分を独自の技術で繊維に加工した次世代寝具。温泉に入った
日のようなリラックス感を体感」。サテン織りの生地で肌触りも抜群。
YUAMI ピローケース 白練 43×634,800円、同 ボックスシーツ 白練(シングル)15,000円/ともにテイジン
TEACHER OF THE MONTH
ヒラノマリ先生
スポーツと睡眠の関係を紐解く、日本で唯一のスリープトレーナー。新著に『世界のエリートが実践! 人生を変える睡眠術(大和出版)』。
Instagram:maririn_gram
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◎Illust / moeko ◎Design / Hike Naomi ◎Text / Araki Nana
mina2025年2・3月合併号より
商品情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります。