累計発行部数400万部を超える二宮正明の同名コミックを、ディズニープラス「スター」の日本発オリジナル・ドラマシリーズとして実写化した戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー『ガンニバル』。完結編となるシーズン2が独占配信スタート。主演の柳楽優弥さんに、作品についてインタビュー。また、休日の過ごし方も伺いました。
−−作品の見どころを教えてください。
ついに『ガンニバル』のシーズン2の配信が始まりました。実は最初にこの作品をディズニープラスさんと一緒につくると決まったときは、かなり規模も大きいですし、ミッキーにも会えるということでワクワクしていました(笑)。とはいえ、いざ配信が始まると、どんな反響をいただけるのか少し不安だったんです。でも、想像をはるかに上回る反響をいただけたことに驚きましたし、大きな肯定感を感じました。
それもあって、シーズン2の撮影で再集結した現場のスタッフさんや、キャストのみんなの高揚感が、手に取るように伝わってきたんですよね。僕も同じで、その後の撮影はつねに楽しみながら取り組むことができました。みんなの距離も近かったですし、結束力も高くて、すごくいい現場となりました。
シーズン2では僕が演じた阿川大悟が、家族を守るために覚醒するんです。そこからのアクションは、今までにないほどのスピード感がありましたね。かなり難しかったのですが、大悟が行くべき道がしっかりと分かっていましたし、シーズン1が認められたという自信があったからこそ、迷うことなく思い切りやりきることができました。
今作では、家族の絆が強く描かれていますが、なかでも大悟と妻の有希(吉岡里帆)の関係性がすごく素敵なんです。有希はとてもたくましくて、大悟の精神的な支えとなっているんですが、たまにピシャリと言われたりする関係もすごくリアルですし、理想的な夫婦像だなと思いました。
昨年末に出演したドラマ『ライオンの隠れ家』で演じた洗人と今作の大悟は、家族を守るという共通点はありますが、まったく違う性格ですし、守り方もまったく違うんです。どちらにせよ、そういった責任のある役をいただけるからには、いい表現をするという大前提を守って、いい芝居をし続けていきたいと思っています。
−−気になる柳楽さんの“オフ”について。オフはどのように過ごされていますか。
休みの日は、
最近、特に大事にしているのは身だしなみです。“当たり前”
PROFILE
やぎら・ゆうや/1990年3月26日生まれ。東京都出身。2004年映画『誰も知らない』で史上最年少でカンヌ国際映画祭優秀男優賞を、2022年はエランドール賞新人賞を受賞。2024年は映画『夏目アラタの結婚』、ドラマ『ライオンの隠れ家』で主演を務めた。
Video Streaming Service
『ガンニバル』シーズン2
一見穏やかに見える供花村に駐在警官として赴任した阿川大悟(柳楽優弥)。「人が喰われている」という村の恐ろしい噂の真実を突き止めようとするが、そこには壮絶な過去があった。完結編となる今作はそのすべてが暴かれていく。
ディズニープラス「スター」で独占配信中
出演:柳楽優弥、笠松 将、吉岡里帆、恒松祐里ほか
© 2025 Disney
2025年mina5月号より
記事に掲載されている情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります