街の観光案内所「ユナイテッドアローズ スタンド」の設置から、広報誌やグッズの制作、ラッピングバスまで、ユナイテッドアローズが地域共創としてパートナーシップを結ぶ茨城県・境町。今回はメディアツアーに参加して、UAが発信する境町の魅力を体験してきました。
ふるさと納税寄付金額7年連続関東1位、子育て支援日本一を掲げる移住者に人気のまち!
埼玉県と千葉県に隣接する河岸のまち・境町は、都内から車で約1.5時間と好アクセス。さらにふるさと納税の寄付金額が関東で7年連続1位と注目を集めています。その境町を、ユナイテッドアローズがセレクトショップ由来の“セレクト編集力”を活かし、まちの応援団としてプロデュース。さまざまな地域共創の取り組みをおこなっています。
境町を訪れる際に利用できる、境町と東京間を結ぶ高速バスも、UAオリジナルデザインでラッピング。また、町民の足として町内外を自動運転バスが巡っており、このバスもこのとおり、UAデザインになっています(高速バス、自動運転バスのラッピングは各1台限定)。
まちの観光案内所「UAスタンド」がオープン!
道の駅さかいには、ユナイテッドアローズスタンドをオープン。隈研吾氏の建築で、ふるさと納税返礼品を含むオリジナルフードやドリンク、スーベニールグッズの販売のほか、UAが編集したまちのガイドブックも配布。境町の魅力を伝える観光案内所的な役割の場になっています。毎週末、10〜15時でオープンしています。
UAプロデュースのオリジナルフードとしていただけるのが、梅山豚プロシュートサンドイッチ(1,250円)と、さしま茶玉露クラフトコーラ(550円)。境町のブランド豚の梅山豚や、茨城県南西部で栽培されるさしま茶など、地域の特産品を手軽に味わえるのが嬉しい。
スーベニールグッズのアパレルアイテムには、境町在住のアーティスト内海聖史氏の作品を使用。内海氏は東京都現代美術館や六本木ヒルズA/Dギャラリー、上野の森美術館ギャラリー等で展覧をおこなう画家で、ふるさと納税返礼品にも絵画を提供。また、境町にあるアトリエはあえて外から絵を描いている様子を見られるようにしており、美術を社会に浸透させる活動をされています。
買い物に使いやすいファーマーズバッグは5,280円、ロングスリーブTシャツは4,950円。お土産にもぴったりです。また、まちのガイドブックのカバーデザインにも内海氏の作品が使用されています。
こちらが内海さんのアトリエで、さかい創業支援センターの1室に入っています。メディアツアーの日はちょうど窓が埋まるほど大きな作品に取り掛かられていたため、特別にアトリエのなかを見学させていただきました。境町を訪れた際には、ぜひ内海さんのアトリエを外から覗かせていただき、貴重な体験をすることをおすすめします!
そして、UAスタンドで購入できるオリジナルアイテムがもうひとつ。
国内外からクラフトビールや日本酒を中心にセレクト、販売する事業をおこなう「UNITED ARROWS BOTTLE SHOP」が、境町の地元酒造とコラボレーション。さかい河岸ブルワリーとのコラボでは、特産のほしいもを使ったクリームブリュレのような濃厚な味わいの「干し芋ブリュレスタウト(627円)を、萩原酒造とは地元境町産の食用米・一番星を使った日本酒を2種(2本詰めギフトボックス6,600円)。
メディアツアーでは萩原酒造にもお伺いしましたが、老舗の酒造で、お酒の購入ができるほか要予約で酒造見学もさせてもらえるそう。2種の日本酒はそれぞれ、パイナップルのような爽やかな甘さと、柑橘系の爽やかな酸味で、まるで白ワインのような味わいでした!
・ユナイテッドアローズスタンド(道の駅さかい 茶蔵1F テラス)
住所:茨城県猿島郡境町1341-1
URL:https://www.sakaimachi.co.jp/
・S-START UP さかい創業支援センター(内海聖史氏アトリエ)
住所:茨城県猿島郡境町152-3
・萩原酒造
住所:茨城県猿島郡境町565-1
URL:https://www.tokumasamune.com/
全国1位の施設数を誇る、隈研吾建築を巡る!
先に紹介したUAスタンドをはじめ、実は境町は、隈研吾氏の建築による施設数が現在7軒と全国1位。隈研吾建築の施設を巡るのも境町ショートトリップの楽しみのひとつです。いくつかご紹介します。
まずはS-Gallery 粛粲寶(しゅくさんぽう)美術館。晩年を境町で過ごした画家・粛粲寶の美術品を展示しており、凹凸のある縦長の建物は、長屋をイメージしているとか。
太陽の光が優しく入る心地よい空間でした。
そしてHOSHIIMONO 100 Café(ホシイモノヒャッカフェ)。外観は干し芋の繊維がイメージされており、なかに入れば茨城県の特産品の干し芋のオリジナルスイーツ&ドリンクが味わえる、干し芋満載の施設です。トリップの途中でひと息つくにも、お土産を買うのにもぴったり。
モンテネグロ会館は、アルゼンチン共和国と境町の友好の証として1937年に建てられた建築物。2018年に隈研吾氏の設計により改築されました。なかはアルゼンチンとの交流資料のギャラリー兼カフェになっています。
和紅茶の利き茶もできるそうで、特別に5種の利き茶をさせていただきました。お茶は購入することもできるので、お気に入りを見つけたらすぐにお土産にできます。
・S-Gallery 粛粲寶(しゅくさんぽう)美術館
住所:茨城県猿島郡境町1455-1
URL:https://sakaimachi.jp/shukusampo-museum.html
・S-BRAND HOSHIIMONO 100 Café
住所:茨城県猿島郡境町1459-1
URL:https://imo100ka.theshop.jp/
・モンテネグロ会館
住所:茨城県猿島郡境町上小橋446-4
世界トップレベルのアーバンスポーツパークもある!
境町のもうひとつの目玉として、アーバンスポーツパークがあります。2020年の東京オリンピックのBMXフリースタイル競技で使用されたコースがそのまま設置された、世界でも最高峰の施設で、国内外からトップ選手が訪れるほか、この施設を目当てにした移住者も増えているそう。
初心者向けの体験会やスクールも開催しており、また、見学も自由にできるとか。旅の途中にちらりと寄って、トップ選手のプレイが見られたらラッキー!
・境町アーバンスポーツパーク2nd
住所:茨城県猿島郡境町上小橋560-3
境町にもっといたくなったら、グランピング施設へ!
境町で宿泊するなら、アロハグランピングリゾートサカイへ! 実は境町はハワイのホノルルと姉妹都市であり、ハワイをコンセプトにしたコテージと、テントサイトのあるグランピング施設です。
可愛らしいハワイアンなコテージは2棟あり、ペットの宿泊も可能。敷地内にはサウナもあります。食事は提携しているハワイアンカフェに注文することもでき、また、テントなどのグッズをレンタルすることも可能。手ぶらで行っても気軽に楽しめる施設です。ショートトリップのつもりがつい境町の魅力に酔いしれて長居してしまったら、宿泊するのもアリ。
・アロハグランピングリゾートサカイ
住所:茨城県猿島郡境町西泉田1224-2
URL:https://www.ibaraki-sakai-glamping.com/
ユナイテッドアローズがプロデュースを手伝う境町は、実はさまざまな魅力がいっぱい。UAは今後も、境町町内の小学校・中学校の体操服のデザインを手掛けたり、住宅をプロデュースしたりと、取り組みを広げていくそう。気になったらぜひ週末ショートトリップに出かけてみてはいかがですか。
◎協力/茨城県境町、ユナイテッドアローズ
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