mina読者が今抱える肌悩みに美容のプロたちが丁寧にアドバイス。みんなのお悩みナンバー1といわれる「小鼻の黒ずみ」にフォーカス！美肌を目指すメンズも参考にして。
〈お悩み 〉
鼻の黒ずみには結局、何が効果的？（i_n.ohayo33 さん）
〈Answer〉
クレンジングの見直し、酵素洗顔や皮脂ケアも必須です（大杉みどり先生）
毛穴づまりの意外な原因は、メイク汚れを落とし切れていないこと。クレンジングから見直して。また毛穴の汚れを分解して落とす酵素洗顔や過剰な皮脂を抑える成分入りのアイテムも黒ずみケアに有効です。
CHECK 1：黒ずみがぶり返すときは、クレンジング選びを見直す！
特別な毛穴ケアをしてその場ではきれいになっても、次の日には鼻の黒ずみが気になる！ という方は、クレンジング選びを見直して。肌質で選ぶより、濃いメイクの日はオイルタイプなどメイクに合わせないと、毛穴に汚れが残ったままに。ちなみにオイルは水を足し、しっかり乳化させると毛穴の汚れが溶けやすく。日やけ止めだけの日もクレンジングを。
＜左＞洗浄力優秀のオイル：洗浄オイルと保湿するオイルを処方。頑固なポイントメイクもスムーズに洗い上げる。My NADESHICOクレンジングオイル1200mL 3,520円／ANGELUX
＜右＞負担レスのジェル：肉厚ジェル→オイル→ミルク状へと感触が変化し、毛穴汚れをオフ。G&Nピュリファイングクレンザー（グレープフルーツ＆ネロリ）230g 4,400円／ジョンマスターオーガニック
CHECK 2：自分の肌に合った酵素洗顔で、蓄積黒ずみをオフ
毛穴の黒ずみは、剥がれ落ちるはずの角質と皮脂が混ざり合って固まって毛穴を防ぎ、酸化することが原因。そのため角質ケアと過剰な皮脂を抑えるケアが重要に。特に頑固な黒ずみをケアするのに酵素洗顔はマスト。肌質を選ばず使うことができ、角栓のもととなるタンパク質を分解する作用にたけています。ただし酵素の種類や濃度が商品によって異なるので、効果もそれぞれ。肌に合う酵素洗顔を見極め、週１～2回行って。
“活きた薬用生酵素”を配合。クリアな毛穴に導くビタミン洗顔料。シトラスウッディの爽やかな香り。C＋mania 薬用パワークリアC＋［医薬部外品］0.4g×30包 2,420円／プレミアアンチエイジング（シーマニア）
CHECK 3：ビタミンC＋Aのセットケアで、黒ずみ毛穴をつくりづらい環境に！
黒ずみを取り除いても、皮脂の量が減らなければ繰り返し黒ずみが発生するので、皮脂コントロールの効果があるビタミンＡとビタミンC配合のアイテムのお手入れもプラスしましょう。ビタミンＡはターンオーバーを促進する角質ケア効果があるので、毛穴のつまりを溜めないアプローチも。一方、ビタミンＣには抗酸化作用や美白効果があり、角栓の酸化を防いで黒ずみにしない働きかけや、黒ずみが色素沈着になることを防ぎます。ちなみにビタミンＣとＡはセットで使うと、より黒ずみをつくりづらくする効果が期待できます。
＜左＞ビタミンＡ（レチノール誘導体）やペプチドなどが、毛穴づまりを抑えつつ、潤い不足の皮脂過剰による開き毛穴にもアプローチ。C-クエンスセラム 135mL 18,040円／エンビロン
＜右＞ピュアビタミンＣとビタミンＥを配合。毛穴を引き締め、滑らかな肌に。オバジC10セラム 12ｍL 4,400円／ロート製薬 コミュニケーションコール（Obagi）
TEACHER OF THE MONTH
大杉みどり先生
INFA認定国際エステティシャン ゴールドマスター、アンジェラックス代表。タメになる美肌情報を発信中。
Instagram：midoriosugi
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◎Illust / moeko ◎Title design / Hike Naomi ◎Text / Araki Nana
mina2024年10月号より
商品情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります。
