世界中から注目を集めるきっかけとなった『NIGHT DANCER』を含む全19曲が収録された1st Album『凡才』を5月15日にリリース。imaseさんにアルバムについてインタビュー。また、オフの過ごし方も伺いました。
−−どんなAlbumに仕上がりましたか？
ついに僕の1st Album『凡才』が完成しました。初々しい曲から最新曲まで19曲も収録されているので、僕の音楽人生の3年間を振り返ることができる作品になっています。初期の頃につくった曲を聴くと、すごく懐かしい気持ちになると同時に、当時のメロディや歌詞は今ではつくることのできないものになっているんですよね。だからこそ、瞬間、瞬間の気持ちをちゃんと曲に、歌詞にすることの大事さを感じました。
アルバムの中で一番難産だったのが、『ミッドナイトガール』です。実はこの曲をつくるまで、ミドルテンポの曲をつくったことがなかったんです。なので、どういうサウンドが自分の声に合うのかまったくわからず、悩みました。よく、シンガーソングライターが最初につくるのはバラードという話を聞くのですが、僕自身がリズミカルでトラックがループするような曲が好きだったので、知らぬ間にバラードを避けていたんです。でも、この曲を完成させた後、自分の幅が広がった気がしたので、諦めなくて良かったなと思っています。
おしゃれでカルチャー好きなｍina読者のみなさんには、『Happy Order?』をおすすめします。とっても軽やかで、僕のアルバイト時代の経験が色濃く反映されているんです。その遊び心も一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。
−−imaseさんにとって“夏”といえば？
夏といえばやっぱり、Tシャツを着ることが多いですね。なかでもシンプルなワンポイントのデザインが好き。ただ、僕は華奢な体型なのでボックスシルエットのTシャツよりも、質感の柔らかいTシャツのほうが合っている気がします。それに、洗濯してもしわになりにくい生地のほうが好きです。先日、MIHARA YASUHIRO×FILAのTシャツをいただいたので、夏にたくさん着られるのを楽しみにしています。Tシャツに合わせるのは、ビックサイズのハーフパンツなどが多いですね。
最近は、ツアーに向けて体力づくりのためにジムに通うようになりました。これを機に筋肉がつけば、もう少しいろいろな洋服が似合うようになるのかなと期待しています。今は頑張って週に2回ほど通っているので、なんとかルーティーンにしたいなと思っています。
−−気になる”オフ”について。オフはどのように過ごされていますか？
休日は家の近くで美味しいご飯屋さん探しをするのが楽しくて。今は和食にハマっていて、ランチに1,000円で美味しいお寿司が食べられるお店を見つけたんです。そのお店にはかなりの頻度で通っています（笑）。
最近は海外に行く機会が増えたのですが、ひとりでご飯に行く勇気がなかなかなくて……。普段から新しいお店を開拓することは好きなのですが、海外では心細いので、誰かと一緒に探しにいくようにしています。海外での食事で印象に残っているのは、台湾の高雄で食べた中華料理。ひとくち食べた瞬間、あまりの美味しさに衝撃を受けました!一緒に食べたバンドメンバーやスタッフさんも美味しすぎて絶叫していたので、間違いないと思います。また食べに行きたいです。
本来であれば自炊をするのがいいとは思うのですが、家事の中で1、2を争うくらい洗い物が苦手で、料理をすることは諦めました……。それに、ひとり暮らしであれば自分でつくるよりもお店で食べたほうが絶対に美味しいことも知っているので、僕の場合はいいお店を探すことに注力しています（笑）。
そして、そろそろ暖かくなってきたので、どこかへ遊びに行きたいです。去年、友達と公園でピクニックをしたのがすごく楽しかったので、また行けたらいいなと思っています。ただ、自分で計画を立てるのは苦手で……誘ってもらえたら喜んでいくので、今年も誰かからの誘いを待ちたいと思います（笑）。
PROFILE
イマセ●岐阜県出身。音楽活動を始めた1年後の2021年12月にメジャーデビューを果たす。韓国最大級のK-POPアワードMMAとCCMAで日本人アーティストとして初めて出演・受賞を果たした。６月からはアジアツアー、11月からはホールツアーを開催する。
ALBUM
『凡才』
韓国をはじめ、世界中から注目を集めるきっかけとなった『NIGHT DANCER』を含む全19曲。19曲中、14曲がタイアップ曲という、耳なじみのある楽曲がたっぷり収録されたベスト盤のような仕上がりに。
Now on sale
初回限定盤（CD＋Blu-ray）4,950円、初回限定盤（CD＋DVD）4,400円、通常盤（CD）2,750円／ユニバーサルミュージック/ Virgin Music
Photo / Maeda Takuya(TRON) Styling / Oshima Riku Hair & Make-up / Mukai Daisuke Text/ Yoshida Kana Design / Hike Naomi
2024年mina7月号より
記事に掲載されている情報は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングで変更となっている可能性があります。
