自分だけのこだわりを持ち、あるモノを偏愛する女子にクローズアップするこの企画。今回は、つけ麺にハマっているよこせさくらさんにインタビュー! つけ麺は日常の食事というよこせさんは、ひとりで行くことも多いのだそう。ラーメンとは違う、つけ麺にハマったきっかけについて聞いてみました。
彼と食べるつけ麺は日常のひとつ。ひとりで食べるのは、ご褒美。
3年前に彼が友だちとつけ麺を食べに行くのに着いていき、つけ麺にハマったよこせさん。今となっては日常になったというつけ麺に、なぜそこまで惹かれたのか、その理由とは?
「新宿の『竹虎』で“柚子魚介豚骨つけ麺”というつけ麺を食べたのが最初。今では多いときは週3~4回、少なくとも週1回は必ず食べています。つけ麺は、彼と食べる夕食のレパートリーのひとつで、あえてリサーチもしないし、写真を撮ることもしないくらいの、“日常”です。『青葉』もお気に入りのお店のひとつで、つるっとした中華麺と、ピリ辛な味付けのスープが好き。油っぽさもないので罪悪感も少ない、チャーシューもペロリと食べられる、私好みの感じです。しかも、味は濃いのに食べたあとにもたれたりしないのも◎。左右にカウンターが分かれていて、入口が広く入りやすいのも嬉しい、味も老舗感のある店構えも完璧なお店なんです。食べる時には紙エプロンを必ず着用します。家から食べに行く時は、油っぽい床に裾がこすれたくないので、デニムとスニーカーで。お財布とスマホだけ持参です(笑)」。
よこせさんのお気に入りつけ麺2つと油そば1つ
東京煮干屋本舗 (中野)
中野に2店舗ある油そばのお店。4種類から選べる『油そば』は「ブシ増し(かつお味)」がお気に入り。カルシウムを欲している時は、しらすがたっぷり入っている『極上のしらす油そば』を注文します。
麺匠 竹虎 (新宿)
麺はコシがしっかりしていて食べ応えばっちり! ここではいつも『柚子魚介豚骨つけ麺』。濃厚だけど柚子でさっぱりになるのがクセになるんです。ここはテーブル席もあるので3~4人でも行きやすいお店です。
二代目えん寺 (中野)
ガッツリ濃い味の気分の日はここ。『ベジポタつけ麺』は豚骨、鶏ガラと魚介をベースにとろとろの野菜ペーストたっぷりのスープで、野菜を摂れている気がして罪悪感が少ない(笑)。麺はいつも胚芽麺にしています。
麺は熱盛り! スープをたっぷり絡ませるのがこだわり
そんなよこせさんは、つけ麺の食べ方にもこだわりあり。また、最近ではご褒美として、ひとりで食べに行くことも増えたんだとか。ちなみに、スープのない油そばも好きで、つけ麺と交互によく食べに行くそう。
「いつも一番ベーシックなメニューをオーダーします。まずは、何が入っているのか気になるので、とりあえずスープの匂いを嗅ぎます。つけ麺はスープが熱く、味も濃くそのまま飲むのは難しいので匂いで確認。そして、麺は熱盛りに。私の食べるペースだと、食べきる前に麺が冷めてしまうので最初は熱々で食べたい。麺は一度にたくさんスープに入れて、スープを麺にたっぷり絡ませていただきます。最後はスープ割して飲む。途中で麺がくっついてしまうので、麺にお酢をかけて味変することもあります。彼と行くときは日常の食事ですが、ひとりで食べに行くのは、仕事の後。罪悪感のある食べ物だからこそ、仕事を頑張った日のご褒美に。つけ麺は、ゆっくり食べても伸びないので、自分のペースで食べられるのが最大の魅力です」。
-Profile-
よこせさくらさん(27)@sakurayokose
大阪府出身。モデル。中野近郊に住んでから、周りにたくさんつけ麺屋さんがあるので、気になったお店は必ずチェックしているそう。とはいえ、外食するとき以外は、野菜中心の食事を自炊しているという、健康志向な方でもあります。
SHOP INFO
キレがあるスープと、喉越しのいい麺を使った中華そば、つけ麺が人気の、1996年創業の老舗中華そば店。スープと麺と具材がどんぶりの中で一体化する、バランスのある味わいが魅力。定番メニューのつけ麺(800円)は、動物系の濃厚なコクと、和風の旨味を凝縮したダブルスープのつけ汁が特徴で、メンマとチャーシュー入り。うどんと中華麺を合わせたオリジナル麺はツルツル! こだわりの一杯をぜひ味わってみて。
住所:東京都中野区中野5-58-1
電話番号:03-3388-5552
営業時間:10:30~21:00(売切まで)
定休日:なし
◎撮影/猪原悠 ◎取材&文/橋本いずみ